向鶴丸紋様のお雛様

焼野の雉子、夜の鶴
「雉子」は雉(きじ)のことで、巣のある野を焼かれても、雉は危険を顧みずにわが子を助け、霜の降りる寒い夜に鶴は自分の羽を広げて子を暖めるということから、子を思う親の情愛の深いことをたとえたことわざです。

このお雛様の衣装は、向かい合った二羽の鶴が丸く描かれた文様です。吉祥文様といって「良い兆し、めでたい印」の古典文様です。

カテゴリー: 三月人形, 未分類, 親王飾り パーマリンク